2012年06月01日
ローマもまだ堪能しきっていないのに、
今日はまた移動して南イタリア、ナポリ方面へ日帰り観光。

実はワタシがこの旅2番目に楽しみにしていたのがポンペイ遺跡。
火山の噴火により、一瞬で消えてしまった町が、
ほとんどそのままの形で発掘された、そして今なお発掘の途中という
ポンペイは、TVで特集がされていたら必ず見るほど
ワタシにとっては、なぜか惹かれてやまないところなのです。

そんなワクワクで出発したが、
前日もそうだが、連日の夜更かしで移動時間は寝ると決めていた。


そしてバスが走り始めて40分。
そのアクシデントは起きた・・・



ワタシ達はぐっすり眠っていたのでわからなかったが、
どうやら運転手さんは異変を感じていたらしく
高速道路にもかかわらず路肩の緊急避難スペースに止めた。

それで一旦目が覚めて、なんだなんだ?!
と起きたのだが、何が起きてるのか、異変の原因がなにか
サッパリわからなかった。

わからないけど、異状は見当たらないので、と、
バスは再度走り始めて、ワタシはまたぐっすりと眠りにはいった。
が、10分もしない頃、爆発音と衝撃で飛び起きた。

パンク?!

どうやら右前輪のようで、タイヤかすを飛ばしながら(窓から見えた)
ゆっくり安全な場所まで走って
再度、路肩の緊急避難場所で止めた。

やっぱりパンクみたい。
運転手さんもガイドさんもこんなの初めて、と大慌て。
あちこちに電話したり手配をしたり。

高速警備隊が到着し交通整理。


高速警備隊に説明する運転手さん。

乗客のなかで、年配の方々は色々心配していたが、
我々世代は、すぐに頭を切り替えていた。 たくましいw

今まだ10時前だし、なんとかしてローマにもどって、
ローマ観光かなー、じゃ、ここ行ってーあそこ行ってーと、
本格的に気持ちはローマへ戻っていたw


この旅は、ストに始まり、大雨や地震など
色々あったから、最後の最後でこのパンク。
いやぁ、旅には本当に色々あるねぇ、と笑えてくる。

それにしても怪我人もなく、
また後続の車にも影響はなかったようで本当に良かった。

1時間ほどして別のバスが来て乗り換え。

乗り換えた時に撮った。
あちゃー。
タイヤ交換程度じゃ済まないね。
タイヤ周辺の車体も破損してる。
ガイドさんが言う通り、本当に爆発したみたい。


乗り換えたバスは
何事もなかったようにナポリ方面へ向かった。
そしてまたすぐに眠りについた。

途中、アッピア街道(紀元前312年に建設が始まった最初のローマ街道)
ヴェスヴィオ火山が見えてきたころには目が覚めて、
ガイドさんの説明もちゃんと聞けて良かったw

「フニクリ・フニクラ」がもとはイタリアの歌なんて知らなかったし、
歌詞の 「行こう、行こう、火の山へ」 が、
このヴェスヴィオ火山のことだなんてことも知らなかった。
というか、鬼のぱんつの原曲としか思ってなかった。


車窓からみえてたヴェスヴィオ山。
二つ重なってるように見えるが、もともとは一つの山で
もっと高さもあったんだそうです。

余談だが、ヴェスヴィオは古称でウェスウィウス。
英語名のヴェスヴィアスはここから出てきた。
ガイドさんがこの古称で何度か話していたのが、
どうも「ブスブス」に聞こえて胸が痛かった。


さて、バスは13時過ぎにポンペイへ到着。
ついに来た!

ここからいよいよ!


ポンペイは今はだいぶ内側にあるけれど、
当時は港町だった。
それほど火砕流によって、陸が広がったんだね。

当時の船着場。

街の中に入ると、鳥肌が立つ思いだった。
本当に2000年前の町がそのまま。

公共広場
神殿

当時から車道と歩道の区別があった。
大きい石は馬車止。

車道のところどころに小さい白い石があるのは
夜に月明かりで光る猫目石。


雨が降ると、水は車道に流れ、人が渡れるように飛び石が置かれている。
飛び石の間隔は荷台の轍の幅と同じように作られてる。
よく考えられてるなー。

轍の跡。


発掘された人間。
人体が腐食して出来た空間に石膏を流し込んで人型を再現している。
有名なものはナポリの博物館や各国の展示会に貸出してるらしい。
当時の人ってあんまり大きくないね。
腰に大きな帯状のものが巻かれていることから、
この人は奴隷だったのかも、と言われているそうです。

ワイン壺や食器も多く発掘されている。
しっかし、管理が雑だなーwww


映画、テルマエロマエでもあったように、
ローマ人はお風呂が大好きだったらしい。
大きな公衆浴場もしっかり残っておりました。

サウナや水風呂の跡も。


壁が二重構造になってる。これで温度管理してるんだね。すごい!!


公衆浴場の前には居酒屋(BAR)があったりして
BARのカウンター。
やっぱり風呂のあとの一杯ってのは今も昔も東も西も同じね。

こちらはベーカリー。

お店は引き戸だったみたい。

2000年前の水道管

この時代に既に水道設備が整っていたなんて驚愕。
なんて高度な建築技術だったんだろう!


ポンペイの建物、さらに建物内に見られるフレスコ画やモザイク装飾は
この町を見学するうえでとても重要な目玉のひとつで、街中を見学すると
時代考証の手段というか、その流行が垣間見れるんだそうだ。





紀元前8世紀に建設が始まった(とされる)町は、
紀元62年の大地震の修復作業中に、
79年の噴火で町は消失したので、
町の誕生から消失まででも既に数百年の歴史があるわけだから
そりゃ建築様式にも大きな進化はあったんだろうなー。
特に地震の前と後では大きく違うだろうし。


最後に郊外の大きなお屋敷。
こちらはまだ発掘されて日が浅い。
本格的には20世紀になってから発掘されたらしく、比較的保存状態がいい。

もちろん修復もされたんだろうけど、
ちゃんと天井も残ってる。

柱もキレイ。
なるほど、この当時の柱ってレンガを積んだあとに漆喰で装飾したんだね。

「ポンペイの赤」がキレイに残っていいるフレスコ画。

こちらのお宅には素晴らしい絵画装飾の数々が残されていた。
床のモザイクの精巧さや美しさも素晴らしい。
火山灰が乾燥剤の役目をしていたようで、保存状態がよかったみたい。

今回ポンペイの町を訪れて、改めてその文明の高さに
非常に驚いたし、高い感銘を受けた。
しかし、2010、2011年と大きな倒壊があったようで
約2000年ぶりに姿をあらわすということは、
風化に晒してしまうということでもあるのかも。
外にあるものだから、なかなか保存状態を維持させるのは難しいよね。


色々な感情を沸き立たせたポンペイを後にして、
カメオ工場に立ち寄る。

カメオって興味なかったけど、実際に見てみるとすごいね。
奥が深くて、職人さんの技に脱帽。
こういうのは日本人が得意そう。


このあとはナポリの町を車窓から。
サン・カルロ歌劇場。
ヨーロッパ現役最古の劇場。


13世紀に建てられたヌオーヴォ城(アンジュー家の城、またはアンジューの砦)。
城、というか、要塞だね。
近くで見ると、砲弾の後なども見られるらしい。

違う角度からのヌオーヴォ城。
手前の工事現場のようなのは、
このすぐ近くに市庁があって、その目の前の広場に
地下鉄の駅を作ろうと、工事を始めたら
ローマ帝国時代の遺跡が発見されたらしく、
地下鉄工事は中断、現在は発掘調査されている様子。

つまりこの写真はローマ時代の遺跡と中世の遺跡のコラボ写真ってことw
(すごいことなのに、エライ安っぽい言い方になってしまった)

遺跡の上に遺跡ってすごいね。
なんなの、この国の歴史的文化遺産って。

サンタルチア港の卵城



この数日感の間に、あまりにも想像を超えたすごいものを
すごい数見てしまって今日もお腹いっぱい!

旅の最後に堪能しました!


ローマのホテルに戻ってきたのは21時過ぎ。
ヨーロッパ最後の夕飯
疲れていたので、近くのBARでパニーニを買って
日本から持参した雑炊と一緒に部屋で食べた。
疲れた体に鰹と昆布のダシって最高!
この記事へのコメント (5件)
2012年06月13日 00時01分投稿者 : jazzbow

今日、レッスンでやったさ
「フニクリ・フニクラ」
タイムリー過ぎて吹き出した(笑)
どぉーしても
「おにぃーのパンツはいいパンツぅ〜♪」って
毎回、歌いたくなる(笑)

あぁー、やっぱりイタリア行きたいなぁー。
と、イタリアワインを飲みながらシミジミ思う夜…w
勉強になってます( ´ ▽ ` )ノ

2012年06月13日 00時05分投稿者 : jazzbow

追伸; パンク?バースト?
大爆発、ビックリしたよ(−_−;)
大事故にならなくてよかったね。

2012年06月14日 09時44分投稿者 : はに

★jazzbow姉さん
あれから「フニクリ・フニクラ」が
頭の中でエンドレス(^^;
どうしても抜けないわ

イタリアに行ってからワインが飲めるようになったよ!
イタリアワイン美味しいね♪

パンクの大爆発は本当にびっくりしたw
事故にならなくて本当に幸いだったけど、
実はこのあとのサービスエリアで、パンクした車がもう一台いたの。
同じ道を通ってきたと思うんだ。
なにかが落ちてたのかもね。

2012年06月20日 00時48分投稿者 : kaipoi

無事帰国何より〜〜〜☆


ポンペイの街楽しそう♪私も興味持った!
世界にはいろんなスゴイ遺跡があるんだなぁ
私も勉強になった!!

2012年06月21日 11時47分投稿者 : はに

★kaipoiちゃん
ポンペイ遺跡は、きっとkaipoiちゃんも興味持つと思った!
すごい迫力だったよー。
歴史ってロマンだね。

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